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10月11日(火)くもり 波高い ボートダイビング
目が覚めたら風邪を引いたような感じがした。

ホテルの朝食はあまりおいしくない。
しかもバターじゃなくてマーガリンがおいてある。
いつもは朝ごはんを食べないので旅行中の朝食は楽しみなのに。

9:15 ダイビングショップの迎えが来た。
車には既に二人の人が乗っていて、途中もうひとり乗ってきた。

我々の他の3人の人たちはみんな一人で来ている。
まず問診表のようなものを書かされた。
ボートにスタッフも合わせて8人乗る。
おそらく我々が一番の初心者であろう。

海が時化ている。
ボートがばったんばったん揺れるので、お尻が痛かった。
お尻をつけずにしゃがんでいると、ダメージが少ないようだ。
『板子一枚下は地獄』という言葉を思い出す。
湾に着くと波は穏やかだが、ダイビングボートが何艘もいる。
海が荒れているので行くところが限られているようだ。


<中の島チャネル>48分
水温28℃ 気温30℃ 波3m 透明度20m 水深 最大18.6m 平均9.8m

1本目は通り池(下地島)の南の湾。
わたしはアルミタンクでウエイト2キロだけど、ここのはすごく重たいスチールだから、なしでいいといわれた。
夫は3キロなので、さらに重いタンクをしょわされていた。

初めてバックロールエントリーをやった。
船端に腰掛けて、おへそを見つつ、お尻から落ちる。
最初ちょっと怖かったけど、ジャンイアントストライドよりも楽だ。
夫だけカメラを持って潜った。
エントリーしてからボート上のスタッフが渡してくれる。
モルディブなんか、手に持ったまんまで飛び込まされていたけど、こっちは親切だ。
潜行はロープを使ってもよかったんだけど、つかまらずやる。
タンクが重いので、どうしても背中から落ちていってしまう。
ひっくり返った亀のようだ。
最初耳があまり抜けなくて、上下しつつ耳抜きをした。


地形が楽しい。
行く前に宮古は洞窟がいっぱいあって楽しいんだってと言ったら、夫は怖いと言っていたが、一応平気だったようだ。
ここででっかいハマクマノミを見た。
クマノミはあまり大きいとかわいくなくなる。



ガイドの後についてくぐる






くまのみのちっこいの




オビテンスモドキの幼魚



下地島に上陸してお昼を食べていたら、ガイドの女性が『さしばがきた』といった。
とんびだと思っていた鳥は、さしばという渡り鳥で、秋になって北風が吹くと渡ってくるんだそうだ。
宮古は中継地点で、また南に移動する。
暑くてもやはり秋なんだなあ。
北風のおかげで海は大時化だし。

一人で来ていた女性と話す。
まだファンダイブ2本目だというと、そうは見えないといわれてまたいい気になる。
彼女はかわいそうに、耳が抜けなくてずっと痛かったんだそうだ。
洞窟が楽しいと言ったら、ぜひサイパンのグロットにいくように勧められる。
しかしそこは階段を100段下りてエントリーするそうで、それはやめておこうかなと思う。
帰りはやはり上るのだろうか。

その女性と夫と3人で砂浜まで歩いてスノーケルしに行った。
ビーチはきれいだけど、海草が生えていて、あまり面白くなかった。
魚はムラサメが少々。



<クリスタルパーク> 52分
透明度8〜10m 水深 最大11.2m 平均9.8m

2本目はボートで移動して、クリスタルパーク。
フラットな砂地に珊瑚がぽこぽことはえている。


小魚がうじゃうじゃ

イソギンチャクに対して大きすぎるクマノミ


向こう側に誰かいるけど魚がすごくて見えない


から揚げにするとうまいグルクン


ミーバイ、今回は食べられなかった

水中の動画 (クリックするとクイックタイムが開きます)


ガイドが手に持って何かを探しています

中性浮力がなかなか保てない。
1本目も2本目も、最後は浅いところで自由行動しつつ安全停止なので、カメラを持って潜ればよかった。
2本目はカメラを持とうと思っていたのに、忘れてしまった。
かわいそうに、一人できていた女性は耳が痛くて潜れなかったそうだ。
1本目で無理してしまったのがいけなかったんだろう。

戻るとき、ゆれないように船尾にもう一人の女性と二人で座っていたら、しぶきでびしょぬれになってしまった。
船長が立って舵を取っている隣に来るといいよというので、そっちに座った。

ショップに戻ってログをつけ終わると、ガイドが『それではまわしてサインしましょう』と言った。
で、名前だけ書いてたんだけど、他の人たちはみんな何か一筆書いてくれていた。
イラストとか。
そういうものだとは知らなかった。

明日は波が心配なので、午前中ビーチダイビングをすることにした。

朝起きたとき風邪気味だったのは、潜ったら治ってしまった。
やっぱり海はいいな。

お風呂に入って、夫は仕事。

着替えて夕食を食べに行く。
タクシーに乗ると、運転手さんにいろいろ聞かれた。
『宮古は初めてか』
『初めてだ』
『気に入ったか』
『気に入った』
『こんな何にもない平たい島がいいの?どこに行っても同じ景色だし』
『たとえ同じでもいい景色だし、海もすばらしいから』
と答えてたんだけど、内心ではいっぺん横浜に来てみろと思っていた。
美しいところに住む人は自覚がない場合が多い。
幸せなことだけど。
でも、ピピ島のロングテールボートの船頭さんは『美しい海だ。すばらしい。ここが好きだ』といっていたな。

郷家に行ったらまたいっぱいだったので、翌日の予約をする。
近くにある南郷へ。
美味しい店だったけど、島らっきょうが味噌味だった。
もうちょっと甘くないと好みなんだが。
とかいいながらおかわりしたけど。
マーマチの刺身がうまかった。

うみぶどう


マーマチの刺身


これなんだっけ。 豚足かな。


店内はお客さんが書いた張り紙がいっぱい


11時前に就寝。

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