タイ旅行 2004年11月17日〜11月25日

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6月10日(金)はれ
4時過ぎに目が覚めてしまった。
もっと寝たいよう。

今日も外にでるとのりちゃんがにゃあにゃあ言いながら寄ってくる。
部屋に入りたいみたいだけど、入れない。

朝です
かに


朝食前に桟橋に行くと、波打ち際にうつぼがいた。
ベージュのそんなに大きくないやつで、波に翻弄されている。
病気なのかなといっていると、にょろにょろと桟橋を抜けて、向こう側に泳いでいった。
ちょっとだるかったのかな。
違うほうを見ていたら、ホテルの人がほらほらと教えに来た。
『うつぼ』と教えてあげると、『うちゅぼー』と言っていた。

朝食に行くと、日本人の女性二人連れがいたので、挨拶するが、そっけない。
リゾートの朝ごはんにヴィトンのバッグ持ってくるような人とはやはり友達になれんな。

着替えて出かけようとすると、のりちゃんに入られてしまった。
つかまえて部屋の外でパンを与えるがあまり食べず。

途中ミミちゃん(のりちゃんの母)に会うが何も持っていなくて、にゃーにゃーいわれた。

のりちゃんは庭でトッケーを捕まえていた。
やめなさいと言ってもやめない。
取り上げようかとも思ったけど、もうトッケーは瀕死みたいだったのであきらめる。

初ボートダイブ。わくわく。
道具はスタッフが持って行ってくれるので、ビーチエントリーと違って楽だ。
ダイバー親子とサイ氏という太った白人のおっちゃんが一緒。
ダイバーたちは沈潜を見に行く。
わたしたちはH嬢とリーフを往復して、沈潜のへさきで待ち合わせるそうだ。

ボートの中
屋根の上
ダイ息が撮ってくれたので、彼は写っていない
ダイ父の機材に問題があったので装着したままで、みんなで修理している
F1カーみたいと彼の息子が言った


ボートは気持ちいい。
カメラはいつから使えるようになるのか聞いてみると、もう持っていてもいいと言われるので、持って潜ることにした。
持つのは夫だけど。

ボートでマスクの曇り止め(中性洗剤)をするんだけど、サイ氏は匂いが嫌だからつばにするといっていた。
たしかに匂いもさることながら、こんなきれいな海で中性洗剤を使うのは気が引ける。
でも、海に入ってからやるのは面倒なので、洗剤を塗ってしまう。

実はボートから飛び降りるのが怖いと言うと、大丈夫大丈夫といわれる。

タンクをしょってフィンを履いて歩くので、船端までたどり着くのがたいへんだった。
片手でマスクとレギュレータを押さえて、足を大きく踏み出して飛び込む。
浮かんだらボートのほうを向いてOKサインを出す。
OKサインは、片手をあげてひじを曲げ、指先を頭のてっぺんにつける。
心の中で『なんちゃって〜』とつぶやきつつ、その場を離れる。
(この『なんちゃって〜』が分かる人は35歳以上だと思います)

潜行はやっぱりなかなかスムーズには行かない。
どうしても体が斜めになるうえ、片足だけ浮いてきて、変な人形みたいになってしまう。

青いフィンはH嬢の


H嬢の後ろにわたし、その後に夫がいる。
なにか大きいものをH嬢が指差している。
あれが沈潜のへさきらしい。
プランクトンが多いのでよく見えない。


岩のくぼみにいろんな小さい生き物が住んでいて、H嬢はそこをライトで照らしてくれるので、小さい舞台を見ているようだ。
小さいクマノミや、穴からちょっと顔を出している小さい魚、その他いろいろ。
大きいシャコガイは、H嬢がちょっと手のひらで扇ぐようにしたら、閉じてしまった。
ツバメ魚の幼魚もいた。

ライトで照らされています なんかのひげが見える
深いところなのでだいぶ色が青っぽいけど、本当はオレンジ色の、モルディブアネモネ
ウメイロモドキの群れ


大きいものはカスミアジがたくさんいた。
あとはウメイロモドキの大きい群れ。
まあ、このへんは島のリーフでも見られるんだけど。
巨大うつぼがいてびっくり。
黒いやつで、頭が人間くらいあった。
あれにはさすがのH嬢もびっくりしていた。
でっかいゴマモンガラもいた。

待ち合わせ場所でしばらく待っていると、ガイドとダイバー3人がやってきた。
みんなで一緒に進む。

浮上してボートへ。
ちょっと波があったので、ラダーに腕をぶつけてあざを作ってしまった。
ウェット着ていなかったら切れてたかも。
今度から注意しよう。

あー、楽しかった!!

ボートでダイ父が初めてなのに上手ですねー、とほめてくれる。
でも初めてじゃなくてえーっと、何回だっけ、といっているとインストラクターが4回目ですよと教えてくれる。
そうそう、あと一回で講習終わりなんだ。
H嬢には潜行時にはとにかく体をまっすぐにするように、フィンも縦にといわれる。

ボートの屋根に上がってあったまっていると、スタッフの男の子が明日の夜モルディブの伝統ダンスをやるので、一緒に踊ってくれと言っていた。
いつも誰も踊ってくれないんだそうだ。
このところ早寝なので、起きていられたら行くと約束する。
雨が降ってきたので下に下りたらすぐにやんだ。

ダイビングセンターに戻ってから、夫がサイ氏にオリンパスの水中ハウジングに入ったカメラを見せていた。
サイ氏はいいなあとうらやましそうに言っていた。
そりゃねえ、日本製ですから。

潜っているとき、バディと一緒になってと言われたので、はぐれないように手をつないでいた。
あとでH嬢にプランクトンが多くて怖かったの?と聞かれてしまったが。
どこ行ったかなと振り向いていると、体がくるっと回転してしまうので、手をつないでいるのが一番。

フルーツバット


午後はハウスリーフで、スクーバダイバーコースの人が一緒だそうだ。
だからあまり深くは潜らない。
H嬢がその人はきっとばたばたしますけど、気にしないでねと言っていた。
ばたばたってどんなんだろう。

部屋に戻ろうとバーの前を通ると、サイ氏は水着のまんまでなにか飲んでいた。
そういえば昨日も、バーの人とダイビングの後にはビールが欠かせないとか言ってたけな。
われわれは午後も潜るので、なし。

スクーバダイバーコースの人は、機材の設定であたふたしていた。
Oリングを付け忘れてエアがぷしゅーっとでてしまったり。
そんなにあわてなくてもいいのに。

午後のハウスリーフは、一段とプランクトンが増えていた。
H嬢はスクーバダイバーの面倒を見るので、わたしたちはその後ろを泳ぐ。
スクーバダイバーが一緒なので、水深は12mのところを行く。
この人(白人男性)は、なぜか水中で腕を羽ばたくようにして泳いでいた。
これがばたばたすると言うことなのだろうか。
腕を振り回すと危ないと思うんだけどな。
夫はもしかしたら泳げないんじゃないかと言ってたけど。

クマノミ、ライオンフィッシュ、黒いうつぼ、ゴマモンガラを見た。

口を開けています
これはなにかの幼魚かな
これ好きなの ドレス着てるみたいでしょ
ライオンフィッシュ


途中わたしが浮かんでしまった。
そして、夫がつかんで戻そうとして一緒に浮かぶ。
わたしはどうにか空気を抜いてまた沈むことが出来たが、夫は浮かんだまま戻ってこなくなってしまった。
H嬢がスクーバダイバーをわたしに押し付けて引っ張りに行くが、降りてこない。
わたしはスクーバダイバーと手をつないでいた。
夫はどうしても降りてこられなかったので、みんなで浮上することになった。
もうそんなにエアが残ってなかったので助かったけど。
H嬢もほかのダイバーに謝ってくれた。

上陸するときに、わたしが先に浮かんだからいけなかったと謝ると、いやあ、よくあることですから、とダイ父が言ってくれた。
夫のウエイトはわたしと同じで2キロなのだが、次回から1キロ増やすことになった。
夫はずっと、わたしと同じウエイトなのは変だ変だと言っていたので、それでいいのかもしれない。
わたしと夫の体脂肪はかなり違うんだし。
サイ氏はウエイト何キロつけてるのか聞いてみたら、7キロだって。
わたしならそんなにつけたらもう歩けないな。

これで実習は終わり。

あとは着替えて夕方学科試験を受けに行って、おしまい。
帰りにバーで一杯飲んでいると、サモサが出てきた。
おいしい。

手に持ってるのがサモサ ひざに乗せてるのは教科書


それから夕食をたくさん食べて、8時に寝た。

ナプキンはいつも面白い形に折ってある
カレーうまい!


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