タイ旅行 2003年9月28日〜10月5日

12月23日(木)はれ

朝ごはんを台北車帖のカフェテリアで食べるのを楽しみにしていたんだけど、タクシーで行ったら、なぜか『営業停止』の張り紙がしてあった。
張り紙の営業停止の部分だけは理解できたが、理由はわからない。
うろうろして、またYMCAの向かいのお粥屋さんで食べた。
あいかわらず、うまかった。
小で30NT$。
紅茶も買った。
すごく甘いんだけど、喉が痛いときはこのくらいがうれしい。

夫がついてきてくれなきゃいやだというので、一緒に電車に乗って汐止までいった。

電車の中 後ろの電話詐欺のポスターって何だろう オレオレ詐欺? 汐止の街なか


汐止駅は、工事のため臨時駅になっていた。
そこで夫がコーヒーを飲みたがったが、コーヒー屋さんはぜんぜんないようだった。
お粥や麺を売っている店にも一応コーヒーはあるけど、どんなのかわかんないし。
それにわたしはトイレに行きたくなってきたので、コーヒーはあきらめて、夫はタクシーに乗り仕事に。
駅の反対側まで行ってみると、大きい市場があって、にぎやかだった。

市場の入り口 さかなやさん
生きてる蟹 ぶたさん
このカブみたいな形の野菜は何かな お寺 この中には動かせる等身大の人形があった


通りの終わりになるところまで歩いていくと、川があって、砂地に水鳥がいた。
くちばしが大きくて灰色だったので、アオサギかな。
目が悪くてよくわからない。

向こうの山に並んでいるのはお墓かな
市場の裏側 駅のホームから見たアパート


市場の裏の川沿いの小道を歩いて戻っていくと、庭造りの工事をしている人たちがいた。
庭に面したドアがステンレスでピカピカしてたりして面白い。

市場は盛況で、みんな目が合うとなにか話しかけてくる。
たぶんこれはこうするとおいしいとか、日本の八百屋さんや魚屋さんと同じこといってるんだと思うけど。
ざるに乗ってる魚が生きていて、えらを動かして呼吸しているのにびっくりした。
そういえばここは海が近いんだ。
この後そごうに行くという重要な使命がなければ、電車で海まで行きたいところだ。
生きた蟹も売っていた。
縦長の、見たことない赤い蟹。
お客さんがつかんで選んでいる。
はさまれないのかな。
生きているえびも水槽でぴょんぴょん跳ねていた。
買ってゆでて食べられたらな。

10元ショップがあった。
中に入ると日本の100円ショップと同じようなものが売っている。
クリスマスの小道具もあった。
あと、金魚のえさは割りと珍しいんじゃないかな。
日本の100円ショップにもあるだろうか。
10元は安くていいなあ。
荷物が増えるので買わなかったけど。
台北の街なかにはダイソーがあったけど、50元ショップだった。
中は見てないけど、ちょっと高いと思う。

通りの終わりに中正市場という看板があった。
戻りながら買い物。
甘栗がおいしそうだったので買う。
人が買っているのを見ると、小さい袋に入れてもらっている人がいたので、大きいほうがいいだろうと思い、そっちの値段を指して袋に詰めてもらう。
しかし、大きい方はすごい量であった。
150元分買ったのは、まちがいだったようだ。
重さに耐えつつ、さらにゆでピーナッツを買う。
夫が好きなので。
なんか言われて小さい洗面器みたいなのを指差されたので、これに入れるのかと自分で入れていると、こっちの方がゆでたてだから、こっちにしろと言われた気がしたので、おねがいする。
くわえタバコの、わりにかっこいいお兄さんだった。
熱々のピーナッツ、歩きながら食べると、本当に熱い。でもってうまい!

駅に戻って時刻表を見るが、よくわからない。
とりあえずトイレに行って、ホームで待つ。
待ってる人たちは、みんな携帯でおしゃべりしている。
わたしの電話にはだれからもかかってこない。

駅からホテルまで歩いて戻ったら、途中で道を間違えた。
ドラッグストアでエナメルを4本買ったら、なんかくれた。
たぶん、鉛筆型のアイシャドウだけど、真緑と白はちょっと使わないかも。

ホテルに帰ったらなんだか疲れてしまったので、ちょっと休む。
しかし、そごうには行かねばならないので、気合を入れてタクシーに乗った。
そごうで夫から電話が来たので、ここまできてもらうことにした。
地下のフードコートでおいしくない担仔麺を食べて、おかいもの。
しかし、洋服はいいのが見つからず。
1回の靴売り場でピンクのオープントウのローヒール購入。
ちょっと大きいようだったので、中敷を敷いてもらった。

あまりおいしくない そごうで買った靴


夫が来たので、アフタヌーンティでお茶。
隣に農家のおばあさんという感じの老婦人二人連れが座っていて、スパゲッティトマトソースを食べていた。
すごい量だったけど、全部食べるのかな。
アール・グレイを頼んだら、少々出すぎな感じだった。
夫のマサラティーはおいしかった。

夫は客先で『妻がそごうにいるので見張りに行く』といったら、『money spread』といわれたそうだ。
お金をまいたりしてないよ〜だ。
靴一足買っただけだもんね。
そごうに来るときのタクシーの運転手さんが日本語を話す人で、その人にも『奥さんはお金使ってるんだね』といわれたそうだ。
『みんなそうですよね』と夫が言うと、運転手さんも『そうそう』といってたそうだ。
ふん。

このあとお見舞いに行く予定だったが、留守のようだったのでショッピングを続行。
そごうの新館はあんまりたいしたものがなかった。
誠品書店に行くと、素敵な写真集があった。
ライフ誌に載った写真で、非常に分厚くて重たい。
アマゾンの方が安いかもしれないので、チェックしてから買うかどうか決めることにする。
ショーケースに石に書いてある猫がディスプレイしてあって、素敵だったのでほしかったが、そのものは売っていないようであった。
あれはどこのものなんだろう。
そのあとほかでも見た。


ホテルの近くのウェルカムで果物を買った。
赤いなしとりんごといちごとバナナ。

夜は梅子へ。
シーフードに期待していたのだが、この店は高い割にあまり味がよくなかった。
残念。
マテ貝炒め、空心菜炒め、まながつお蒸し、えびのゆでたの、しじみにんにくしょうゆ漬け、魚の内臓とたけのこの炒め物。
マテ買いは臭いのがあったし、お勧めの魚の内臓は口にあわず。
しじみも、あまりおいしくなくて、残してしまった。
しじみは今まで残したことなかったんだけど。

えび 魚の内臓炒め
マテ貝


ホテルでディスカバリーチャンネルなどを見ていると、お酒の番組で日本酒をやっていた。
『世界の美酒を求めて』というタイトルでやっているやつ。
長野に行って温泉に使っていた。
日本に帰ったらちゃんと全部見たい。
日本週間だったようで、他にも日本の番組をいろいろやっていた。
東京の住宅事情について、見覚えのある日本人のおじさんがしゃべっていた。
誰だっけなーと考えていると、写真家の都築響一だった。
写真集のトーキョー・スタイルで、東京住宅事情通になったわけだ。

きれいな電飾 リージェントの入り口でした


次の日へ

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