セイシェル旅行 1994年6月12日〜19日

2日目

今度の飛行機はエアセイシェル。
AM3:00発、AM5:00着(6H)。

小さくて、両側に二人がけが並んでいる。
最初にやる避難用具の説明が、ショウアップされていて、面白かった。
もう真夜中すぎなので、わたしはすぐに眠ってしまった。
食事のときに、スチュワーデスにしつこく起こされたが、うるさいうるさいうるさ〜い、というかんじで眠り続けた。
あとで聞いたら夫はしっかり食べていたらしい。
しんじられない。
そろそろ到着というときに、搭乗員が殺虫剤のスプレーを持って、まきながら歩いていく。
体に害はないということだけど、どんな意味があるのかよくわからない。
セイシェルのマヘ島に着いたら朝だった。
晴れていて、いい天気。

入国するとき、たぶん現地の人だと思うけど、かばんいっぱいに何かの布を詰めている人がいた。
開けられてチェックされている。
あんまりきれいな布には見えないけど、わざわざ買ってきたのだろうか。
サリーを着た人も何人かいた。
ものすごく時間がかかりそうだと思っていたら、思ったほどではなくて、すぐに通してくれた。
荷物も開けられなかった。
どっからどうみても観光客なので、当然か。

今度は国内便へ乗り換え。
国内便は、日本と違って歩いてすぐに隣にある。
空港というよりは、田舎の駅という雰囲気の建物だった。
搭乗券も、プラスティックの板で、色別にわけているらしい。

AM7:40発、AM7:42プララン島着

これでプララン島にいく

ここでしばらく待たなくてはいけない。
滑走路に非常に小さい飛行機がとまっている。
ひょっとしてあれに乗るの?
大丈夫かな?
などと話していると、わたしたちの番が来た。
歩いていって飛行機に乗る。
夫が一番前がいいというので、一番前に二人で座った。
コクピットで操縦している様子がよく見える。
左に1列、右に2列座席があり、通路が非常に狭い。

ほんの15分間のフライトだけど、眺めがすばらしかった。
低く飛んでいるので、木や砂浜や波、人家などもはっきり見える。
海には雲の影が映っている。
15分間ずっと、ビデオをまわし続けてしまった。
あとで気づいたんだけど、こういうことってしちゃいけないのではなかったか。
でも何にも言われなかったからいいことにしよう。
飛行機の窓のプラスティックが、傷だらけで汚かったのが残念だけど、このビデオは宝物。


たしかプララン等の空港の外
よくわからないけど、
これがミニモークですね

プララン島に到着。
ここの空港も、ほとんど小屋みたいで、素敵だった。
マイクロバスが迎えに来ていて、それに乗る。
同じホテルの日本人は、他に二組いた。
ようやくホテルLA RESERVEに到着。
部屋で一休みしたかったが、有無を言わさずレストランに連れて行かれて、朝ご飯を食べろという。
食欲なんかないのに。
わたしたちのテーブルのウェイターは、チャーリー・シーンに似ていて愛想のいい人だった。
卵いらないといったが、わかってもらえず、やむをえずポーチドエッグを頼んだ。
夫は喜んで食べていたけど、わたしはフルーツだけでたくさんであった。
ようやく部屋に案内してもらう。
石でできてて素敵な部屋。
ベッドは大きくて、天蓋(蚊帳?)つき。
夫も大喜び。
ホテルの人が、エアコンもあるよといって、つけていってくれた。
一階建てで、テラスから出ると、プライベートビーチになっている。

テラスからの眺め


部屋で荷解きをしていたら、夫がテラスから呼んでいる。
行ってみると、窓の外におじさんがいてびっくりした。
レンタカー屋さんであった。
今予約しろといわれても、ついたばっかりで車で出かけるかどうかなんてわからない。
考えた末に、明後日車を持ってきてもらうことにした。
車種は、夫の憧れのミニモークにするつもりだった。 これは首都ヴィクトリアのタクシーとして使われている。
しかし、レンタカー屋はそれはだめだという。
お勧めはVITTARAかSAMURAIで、道がよくないのでミニモークは無理だと。
いや、無理でもいいからとにかく持ってきてよ、といってもだめ。
VITTARA(スズキエスクード)はともかく、SAMURAIってスズキジムニーで、それはうちの車なのだ。
同じ車なんか借りたくないよ。
日本で乗ってるからやだといっても、SAMURAIはサイコーだといって引かないし。
しつこく食い下がったら、ようやくわかったといって帰って行った。
疲れたから休もうと思ったけど、あまりにも天気がよく、海もきれいでじっとしていられない。
着替えて泳ぎにいった。
ずーっとラグーンになっていて、かなり沖まで行っても腰までしかない。
珊瑚がすごい。
魚もいっぱい。
フエヤッコダイにあじ、その他いろいろ。
写真を撮ろうと思ったら、以前買って使っていた、写るんです用のハウジング、サイズが違っていてどうしてもセットできない。
写るんですのサイズが変わるとは、誤算であった。
こんなところで新しいものをといっても、売っているわけがなく、泣く泣く水中写真はあきらめた。

バーで昼食。
覚えてないが、おそらく、カレーと、蛸サラダを食べたのではないだろうか。
両方ともたいへんおいしかった。
が、値段も非常に高かった。
とくに蛸サラダなんて、量も少ないのに、1600円くらいした。
いまよりずっと円が高かったのに。
カレーも2000円くらいで、蛸カレーと魚のカレーがあった。

そのあと海で遊んでいて、トビハゼを見た。
水の上をはねて、岩の上をちょっと歩いていた。

夕方、外のテラスで涼んでいたら、人がどんどん集まってきた。
一人すごーくかわいくって、バービー人形みたいにプロポーションのいい白人の女の子がいた。
あとでわかったが、隣の部屋に太目の白人男と一緒にいる子だった。
わたしが英語ができたなら、是非お話したかった。

見ていたら、船がやってきて、人々を連れ去っていった。
あれはなんだったんだろうね、と夫と話していたら、ベッドサイドテーブルにカードが置いてあり、そこには毎日のエクスカージョンが書いてある。
毎日無料で(っていうか、込みなんだけど)何かの催し物があるらしい。
今日はサンセットクルーズでカクテルパーティーだった。
気づくのが遅かった。

夕食はレストランの桟橋でとる。

昼間のレストランの桟橋
この手前にバーがある


桟橋の下には照明にひかれた魚が集まっている。
パンを投げたら、ピラニヤ状態になった。
ロマンティックだけど、料理はおいしくなかった。
それから風上にくさい香水をつけた年配の白人女性が座っていて、辛かった。
ほとんどはカップルだったけど、太った白人おばさん4にんづれというのもいた。

星がたくさん出ていて、綺麗だった。
三日月も出ていた。

10時に寝た。

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