2日目
今度の飛行機はエアセイシェル。
AM3:00発、AM5:00着(6H)。
小さくて、両側に二人がけが並んでいる。
最初にやる避難用具の説明が、ショウアップされていて、面白かった。
もう真夜中すぎなので、わたしはすぐに眠ってしまった。
食事のときに、スチュワーデスにしつこく起こされたが、うるさいうるさいうるさ〜い、というかんじで眠り続けた。
あとで聞いたら夫はしっかり食べていたらしい。
しんじられない。
そろそろ到着というときに、搭乗員が殺虫剤のスプレーを持って、まきながら歩いていく。
体に害はないということだけど、どんな意味があるのかよくわからない。
セイシェルのマヘ島に着いたら朝だった。
晴れていて、いい天気。
入国するとき、たぶん現地の人だと思うけど、かばんいっぱいに何かの布を詰めている人がいた。
開けられてチェックされている。
あんまりきれいな布には見えないけど、わざわざ買ってきたのだろうか。
サリーを着た人も何人かいた。
ものすごく時間がかかりそうだと思っていたら、思ったほどではなくて、すぐに通してくれた。
荷物も開けられなかった。
どっからどうみても観光客なので、当然か。
今度は国内便へ乗り換え。
国内便は、日本と違って歩いてすぐに隣にある。
空港というよりは、田舎の駅という雰囲気の建物だった。
搭乗券も、プラスティックの板で、色別にわけているらしい。
AM7:40発、AM7:42プララン島着
これでプララン島にいく | |
ここでしばらく待たなくてはいけない。
滑走路に非常に小さい飛行機がとまっている。
ひょっとしてあれに乗るの?
大丈夫かな?
などと話していると、わたしたちの番が来た。
歩いていって飛行機に乗る。
夫が一番前がいいというので、一番前に二人で座った。
コクピットで操縦している様子がよく見える。
左に1列、右に2列座席があり、通路が非常に狭い。
ほんの15分間のフライトだけど、眺めがすばらしかった。
低く飛んでいるので、木や砂浜や波、人家などもはっきり見える。
海には雲の影が映っている。
15分間ずっと、ビデオをまわし続けてしまった。
あとで気づいたんだけど、こういうことってしちゃいけないのではなかったか。
でも何にも言われなかったからいいことにしよう。
飛行機の窓のプラスティックが、傷だらけで汚かったのが残念だけど、このビデオは宝物。
たしかプララン等の空港の外 | |
よくわからないけど、 これがミニモークですね |
プララン島に到着。
ここの空港も、ほとんど小屋みたいで、素敵だった。
マイクロバスが迎えに来ていて、それに乗る。
同じホテルの日本人は、他に二組いた。
ようやくホテルLA RESERVEに到着。
部屋で一休みしたかったが、有無を言わさずレストランに連れて行かれて、朝ご飯を食べろという。
食欲なんかないのに。
わたしたちのテーブルのウェイターは、チャーリー・シーンに似ていて愛想のいい人だった。
卵いらないといったが、わかってもらえず、やむをえずポーチドエッグを頼んだ。
夫は喜んで食べていたけど、わたしはフルーツだけでたくさんであった。
ようやく部屋に案内してもらう。
石でできてて素敵な部屋。
ベッドは大きくて、天蓋(蚊帳?)つき。
夫も大喜び。
ホテルの人が、エアコンもあるよといって、つけていってくれた。
一階建てで、テラスから出ると、プライベートビーチになっている。
テラスからの眺め | |
部屋で荷解きをしていたら、夫がテラスから呼んでいる。
行ってみると、窓の外におじさんがいてびっくりした。
レンタカー屋さんであった。
今予約しろといわれても、ついたばっかりで車で出かけるかどうかなんてわからない。
考えた末に、明後日車を持ってきてもらうことにした。
車種は、夫の憧れのミニモークにするつもりだった。 これは首都ヴィクトリアのタクシーとして使われている。
しかし、レンタカー屋はそれはだめだという。
お勧めはVITTARAかSAMURAIで、道がよくないのでミニモークは無理だと。
いや、無理でもいいからとにかく持ってきてよ、といってもだめ。
VITTARA(スズキエスクード)はともかく、SAMURAIってスズキジムニーで、それはうちの車なのだ。
同じ車なんか借りたくないよ。
日本で乗ってるからやだといっても、SAMURAIはサイコーだといって引かないし。
しつこく食い下がったら、ようやくわかったといって帰って行った。
疲れたから休もうと思ったけど、あまりにも天気がよく、海もきれいでじっとしていられない。
着替えて泳ぎにいった。
ずーっとラグーンになっていて、かなり沖まで行っても腰までしかない。
珊瑚がすごい。
魚もいっぱい。
フエヤッコダイにあじ、その他いろいろ。
写真を撮ろうと思ったら、以前買って使っていた、写るんです用のハウジング、サイズが違っていてどうしてもセットできない。
写るんですのサイズが変わるとは、誤算であった。
こんなところで新しいものをといっても、売っているわけがなく、泣く泣く水中写真はあきらめた。
バーで昼食。
覚えてないが、おそらく、カレーと、蛸サラダを食べたのではないだろうか。
両方ともたいへんおいしかった。
が、値段も非常に高かった。
とくに蛸サラダなんて、量も少ないのに、1600円くらいした。
いまよりずっと円が高かったのに。
カレーも2000円くらいで、蛸カレーと魚のカレーがあった。
そのあと海で遊んでいて、トビハゼを見た。
水の上をはねて、岩の上をちょっと歩いていた。
夕方、外のテラスで涼んでいたら、人がどんどん集まってきた。
一人すごーくかわいくって、バービー人形みたいにプロポーションのいい白人の女の子がいた。
あとでわかったが、隣の部屋に太目の白人男と一緒にいる子だった。
わたしが英語ができたなら、是非お話したかった。
見ていたら、船がやってきて、人々を連れ去っていった。
あれはなんだったんだろうね、と夫と話していたら、ベッドサイドテーブルにカードが置いてあり、そこには毎日のエクスカージョンが書いてある。
毎日無料で(っていうか、込みなんだけど)何かの催し物があるらしい。
今日はサンセットクルーズでカクテルパーティーだった。
気づくのが遅かった。
夕食はレストランの桟橋でとる。
昼間のレストランの桟橋 この手前にバーがある |
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桟橋の下には照明にひかれた魚が集まっている。
パンを投げたら、ピラニヤ状態になった。
ロマンティックだけど、料理はおいしくなかった。
それから風上にくさい香水をつけた年配の白人女性が座っていて、辛かった。
ほとんどはカップルだったけど、太った白人おばさん4にんづれというのもいた。
星がたくさん出ていて、綺麗だった。
三日月も出ていた。
10時に寝た。
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