セイシェル旅行 1994年6月12日〜19日

1日目

新婚旅行は憧れのセイシェル。婚約者(現夫)はどうでもいいようだったので、わたしの一存で決めさせてもらった。
忙しい仕事の疲れを、楽園に行って癒そうというもくろみもあった。

しかし、日曜日にしか飛行機が出ないため、土曜日の結婚式のあとでホテル(大磯)に泊まり、その後車で家(横浜)に戻ってきて、支度して即成田へ、というとんでもないスケジュールになってしまった。
わたしは相当に疲れていた。
なぜか結婚式の2週間ほど前から不眠症になっていたので。
非常にラーメンが食べたい気持ちだったが、時間がないので成田まで我慢することにして、成田エクスプレスに乗った。
いざ成田について、チケットをもらってラーメンを食べに行こうと思ったら、係りの人が、わたしたちのチケットはないという。
ない?ないってなんなの?
どういうわけだか成田からシンガポールまでだけ手配されてなかったらしい。
係員があちこちに電話して、結局その人がクレジットカードでチケットを買って渡してくれた。
その間に時間はどんどん過ぎていき、もう搭乗しないといけない時間になってしまった。
しかし、乗り換え先のシンガポールについたらもう真夜中だし、今両替しないとどうにもならない。
もう銀行も閉まる時間だったが、どうにかトラベラーズチェックを作ることができた。

シンガポールまでの飛行機はSQ011便。
ここのスチュワーデスは評判いいらしいけど、わたしにはとっても不親切だった。
ハリソン・フォードの映画を見たらしいが、まったく覚えていない。
午前1時にシンガポール着。
間抜けなわたしたちはこのときまで知らなかったのだが、シンガポールの空港は二つに分かれていて、わたしたちはターミナル2からターミナル1へ行って、乗り換えをしなくてはいけなかった。
モノレールでいけるようになっているが、わたしたちが乗ろうとしたときに、ちょうど最終便が出たところであった。
仕方がないので免税店の人にどっちに行くのか聞いて(とても遠いといっていた)、走っていった。
免税店も夜中なので、酒屋くらいしか開いてなかった。

 シンガポールの空港で休憩

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